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東海オンエア聖地巡礼

桑谷山荘(岡崎市)の歴史と閉館後の現在(展望台)|桑谷キャンプ場も解説

本ページはプロモーションです。掲載内容は予告なく変更される場合があります。

愛知県岡崎市の山あいに、かつて「市内から唯一、海が見える宿」と呼ばれた施設がありました。その名は桑谷山荘(くわがいさんそう)。三河湾を一望できる眺望と展望風呂で長年親しまれながら、2012年12月31日に惜しまれつつ閉館し、建物は解体されました。

「桑谷山荘は今どうなっているの?」「跡地は入れないの?」という疑問を持つ方は少なくありません。この記事では、桑谷山荘の概要・閉館の理由・閉館後の現在の姿を整理し、あわせて同じエリアにある桑谷キャンプ場の最新の利用情報までまとめて紹介します。

商品の価格・種類などは取材日のものとなっています。

目次

桑谷山荘の基本情報

桑谷山荘があったあたりの様子。現在は自然に埋もれていて当時の面影をみることはできません。

項目内容
名称岡崎市民休養施設 桑谷山荘(くわがいさんそう)
所在地〒444-3513 愛知県岡崎市山綱町字扇子山284番地
開業1970年(昭和45年)7月21日
建設費約4億4,000万円
立地標高約350mの扇子山山頂。三河湾国定公園の単独施設(展望施設・宿舎)に指定
規模鉄筋コンクリート造 2階建て2棟・3階建て1棟、宿泊人員122名、冷暖房完備
主な設備客室(12帖〜6帖)、広間(宴会場)、集会室、会議室、展望風呂(ハーブ湯)、大食堂、ロビー、ゲームコーナー、土産コーナー
駐車場95台(第1駐車場25台/第2駐車場70台)
閉館2012年(平成24年)12月31日

展望風呂と「絶景」が魅力だった桑谷山荘

桑谷山荘の最大の売りは、何といっても眺望でした。展望台からは三河湾を眼下に、南は伊勢志摩、北は日本アルプス連峰までを見渡せたと伝えられています。館内にはハーブ湯の展望風呂やランチを楽しめる大食堂があり、宴会場や会議室も備えた「市民の保養・研修施設」として、家族連れや団体利用に幅広く使われていました。

なぜ閉館したのか|赤字と老朽化、耐震・バリアフリーの壁

桑谷山荘の閉館は、単純な「利用者減」だけが理由ではありません。

  • 2010年(平成22年)3月、市は2013年(平成25年)3月末での廃止方針を発表
  • その後、費用削減を目的に期日が前倒しされ、2012年12月31日をもって閉館

当時の市長のブログでは、自治体運営では年間約8,000万円の赤字が見込まれ、施設の老朽化と耐震性、バリアフリー化への対応を考えると建て替え以外に方法がなかったこと、さらに民間事業者への再生打診も、取り壊し費用(約2億円規模)と段差のある敷地条件から引き受け手が現れなかったことが説明されています。

出典:桑谷山荘跡地・整備事業(内田康宏のブログ)

なお解体をめぐっては、市議会で約4億7,500万円の解体費が計上されたとする指摘もあり、解体・跡地整備には多額の費用が投じられました(※費用の内訳は資料により表現が異なります)。

現在どうなっている?|跡地は「桑谷展望園地」に生まれ変わった

結論から言うと、桑谷山荘の建物は現存しません。

  1. 閉館後、平成26年度(2014年度)中に解体工事が実施
  2. 跡地利用として、2014〜2015年度にかけて駐車場・公衆トイレ・木製ベンチなどを整備
  3. 遊歩道を備えた緑地公園、すなわち「桑谷展望園地(くわがいてんぼうえんち)」として再出発
  4. 跡地周辺にはアジサイが植栽され、例年6月中旬〜7月中旬に見頃を迎える

つまり「桑谷山荘の今」を訪ねることは、そのまま桑谷展望園地を訪ねることになります。廃墟として建物が残っているわけではなく、市民の憩いの場として整備された公園になっている点は、事前に理解しておきたいところです。

桑谷展望園地の基本情報(現在)

名称桑谷展望園地 駐車場
場所〒444-3513 愛知県岡崎市山綱町扇子山
定休日年中公開(無人)
営業時間24時間
駐車場乗用車17台
問い合わせ0564-23-6207(岡崎市 環境部 環境保全課)

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