愛知県岡崎市に、またひとつ気になるスイーツスポットが誕生しました。その名はSHIRUKOTTE岡崎店。あの「しるこサンド」で知られる松永製菓が展開する新ブランドの2号店で、2026年4月3日にグランドオープンした話題のお店です。
単なるカフェでも、単なる物販店でもなく、「贈答品」と「カフェ」を融合させた新しい業態として打ち出されているのが最大の特徴。しかも、岡崎店には限定商品や限定缶、映える店内デザイン、42席の広々カフェ空間など、小牧本店とはまた違う魅力が詰め込まれています。
この記事では、SHIRUKOTTE岡崎店とはどんな店なのか、どんなメニューや商品があるのか、なぜ今注目されているのか、どんな人に向いているのかまで、できるだけ丁寧に掘り下げていきます。岡崎で新しいカフェを探している人、手土産やギフトにセンスのいい菓子を探している人、あるいは「しるこサンド」の次の世界観に興味がある人には、かなり刺さる一軒だと思います。
商品の価格・種類などは取材日のものとなっています。
SHIRUKOTTE岡崎店の場所・営業時間・アクセス

| 店名 | SHIRUKOTTE 岡崎店 |
|---|---|
| 場所 | 〒444-0820 愛知県岡崎市若松西2丁目11−7 |
| 定休日 | 水曜日 |
| 営業時間 | 10時00分~18時00分 (カフェL.O.17時30分) |
| 電話番号 | 0564-73-5011 |
アクセス

アクセスは、岡崎駅西口から車で約7分、バス利用なら「岡崎警察署東」下車で徒歩4分。
車なら東名 岡崎ICから約25分で駐車場は店舗前に21台(身障者優先含む)
SHIRUKOTTE岡崎店は「しるこサンドの店」ではなく、“しるこサンドの精神”を進化させた店
最初に押さえておきたいのは、SHIRUKOTTE岡崎店は「しるこサンドをそのまま買いに行く店」ではない、という点です。
SHIRUKOTTEは「しるこサンドのマインドを引き継ぎ、地元の人に永く愛されるお店を目指すブランド」と説明されており、名称自体も「SHIRU=知る・しるこサンド」と、「KOTTE=松ぼっくり(松永製菓の“松”)」を掛け合わせた造語になっています。

つまり、“しるこサンドを売る場”というより、“しるこサンドが持っていたやさしさや親しみやすさを、新しいスイーツ体験や贈り物文化にまで拡張したブランド”と理解すると、この店の立ち位置がよく見えてきます。
なお、公式には「しるこサンドの販売は行っておりません」とも明記されています。
この“精神の継承”という考え方は、商品構成を見るとより明確です。
生しるこサンドをはじめ、あんこを主軸にしながらも洋菓子の技法を重ねた和洋折衷スイーツ、ギフト向きに整えられた焼き菓子、店内でゆっくり楽しめるカフェメニューなど、どれも「懐かしさ」と「新しさ」のあいだを狙って設計されています。
古くから愛されてきた菓子メーカーが、“今の時代に贈りたくなるもの”“今の時代に写真を撮りたくなる空間”“今の時代に人を連れて行きたくなるカフェ”へとブランドを再編集した。その実験場のひとつが岡崎店だと言えます。
なぜ岡崎に出店したのか。SHIRUKOTTE岡崎店誕生の背景
SHIRUKOTTEの1号店は小牧本店です。2024年9月に誕生したこのブランドは、従来の「しるこサンド」のイメージだけにとどまらない、プレミアム寄りの新しい松永製菓像を提示する場としてスタートしました。
そして小牧本店は、公式発表によれば年間86,000人が訪れる人気店へと成長。その好評を受けて、2号店として岡崎市への出店が決定したと説明されています。つまり、岡崎店は単なる支店ではなく、“小牧で手応えを得た新業態を、別の街でさらに磨き込むための展開”として見るのが自然です。
岡崎という立地も興味深いところです。公式リリースでは、岡崎店について「岡崎の歴史ある土地で、和と洋を掛け合わせた新しいギフトスタイルを発信」すると述べています。
岡崎は観光地としての顔だけでなく、地元需要の強い住宅・生活エリアとしての側面も大きい街です。贈答、手土産、家族利用、カフェ利用という複数の目的が重なりやすい地域に、ギフトと飲食を両立させた店舗を出すのは、かなり理にかなっています。
外観と空間デザインが面白い。SHIRUKOTTE岡崎店は“お菓子屋のかわいさ”を大人向けに再設計している
岡崎店の魅力として何度も触れられているのが、店内外のデザイン性です。
岡崎店の空間は「北欧モダン × 昭和レトロ」をテーマにしており、天井装飾や北欧の半月窓など、どこを切り取っても映える空間に仕上げたとされています。
いわゆる“無機質で今っぽいカフェ”とも、“昔ながらの喫茶店”とも違い、その中間にあるような世界観です。

岡崎店にはしるこサンドをモチーフにした天井や松ぼっくりのライトがあり、レトロ感のある可愛らしさが取り入れられていいます。
ブランド名に込められた「KOTTE=松ぼっくり」という由来とも響き合っています。
レトロをただ懐古的に使うのではなく、北欧的なやわらかさや整ったデザイン感覚と合わせることで、写真映えしつつも落ち着ける空間に振っているのがポイントだと思います。
カフェと物販で入り口が分かれている
柄の違うあづき色の外観が3つ繋がったような大きな店舗で左側がイートインできるカフェ、右側がお土産用の物販と入り口が別になっています。
店の中に入ると繋がっており行き来は可能。
開店前の並びも、物販とカフェで分かれているので並ぶときは注意が必要です。
SHIRUKOTTE岡崎店で何が食べられる? カフェメニューの魅力

岡崎店では、カフェ機能がかなり強化されています。公式リリースでは、全42席の広々としたカフェエリアを用意し、ベビーカー・車椅子でも安心のバリアフリー設計としています。
個室はありません。
スイーツブランドの新店というと、席数が少なく滞在性が低いケースもありますが、SHIRUKOTTE岡崎店は“物販のついでに少し座る”レベルではなく、“ここでちゃんと過ごす”ことを前提にした店づくりになっていることがわかります。しかもバリアフリーを打ち出している点から、若い女性向けの映えカフェだけではなく、家族連れや幅広い年代の利用も視野に入れていることが伝わってきます。
予約方法・並び方
カフェは事前予約はなく、オープン前から店の左側に沿って並んでいます。
店の中に名前や人数を書くボードが置いてあるため、それに記入すれば物販を見ていても大丈夫そうでした。
没知ひいろ週末のカフェ利用を考えているなら、少し早めの時間に行くのがおすすめ。
ワッフル・アラモード


特に注目度が高そうなのが、プレスリリースでも紹介されている「ワッフル・アラモード」です。
甘さ控えめのワッフルにプリン、季節のフルーツ、あずきクリーム、ミルクアイス、ホイップクリームを合わせた一皿で、カフェでのみ利用可能なメニューとされています。


SHIRUKOTTEらしさは、ここでも「あずき」が脇役ではなく、洋の要素と並ぶ主要パーツになっていること
普通のカフェならカスタードやチョコに寄せる場面でも、あえてあずきクリームを中心線に残すことで、ブランド独自の個性が立っています。
| 価格 | 1290円 |
|---|
OYATSU PLATE(おやつプレート)


OYATSU PLATEは「当店自慢のケーキと焼き菓子が5種類以上楽しめる、よくばりプレート」と案内されています。
季節によって内容が変わること模様です。


| 価格 | 1340円 |
|---|
シューコッテ あんバター


SHIRUKOTTEの代表的な生菓子のひとつが「シューコッテ」。
あんバターをシュー生地で挟んだもので、松ぼっくりをイメージしたシュークリームです。
生地はサクッとモッチリした食感で、なめらかなこしあんとバタークリームによるコクのあるやさしい甘みが特徴。
ラインナップ紹介ではあんバター以外にカスタードなどの展開があります。
和菓子のあんこと洋菓子のバタークリームを、見た目もブランド名も含めて一本の線でつないでいるSIRUKOTTEの世界観がとてもよく出ている商品。
現在はイートイン専用となっているが、テイクアウトメニューとしても提供される予定となっています。
| 価格 | 400円 |
|---|
フードメニュー


目玉焼きとベーコンのワッフル、キッシュなどホットフードメニューが楽しめる。単なるデザート専門店以上の使いやすさが期待できます。カフェで映えるスイーツを食べて、その帰りにギフトを買う。あるいは、手土産を買いに来たついでに少し休憩する。こうした“回遊のしやすさ”が、岡崎店の価値を底上げしているように感じます。
ドリンクメニュー


テイクアウトメニュー


ショーケースには「シューコッテ あんバター」や「カーディナルシュニッテン」が並んでいました。
2026年4月12日現在は店内飲食のみで提供されている。


店頭には焼き菓子が展示されているが、当面の間「テイクアウト」の対応を停止している旨の案内がありました。
支払い方法


支払いはクレジットカード、QRコード決済、交通系電子マネーなど幅広い方法が使えます。
ギフト向け商品がとにかく充実。手土産、帰省土産にも。
ラインナップ全体を見ると、SHIRUKOTTE岡崎店は“今すぐ食べるための店”であると同時に、“持ち帰って誰かに渡すための店”として非常に強いことがわかります。
公式ラインナップには、生しるこサンドの各種アソート、kukka kukka、Yokan Tigre、KAKAO BOLL、焼き菓子各種、オリジナルグッズまで掲載されており、しかもそれぞれに「贈り物におすすめ」「手土産で人気」「珈琲好きな人へのプレゼントにもおすすめ」といった文脈が添えられています。
王道はやはり「生しるこサンド」


SHIRUKOTTEを語るうえで外せないのが「生しるこサンド」です。
公式では1番人気の商品とされており、しるこサンドのやさしい味わいはそのままに、しっとりとしたビスケットでなめらかなあんこクリームをサンドした和洋折衷スイーツと紹介されています。
定番のつぶあん・こしあん・抹茶に加え、季節限定の桜やコラボ商品なども展開されており、SHIRUKOTTEの商品群の中でも、最もブランドの知名度を押し広げるエース商品と言っていいでしょう。



「生しるこサンド」は名古屋駅などでも購入できます。
シルコッテで買うなら限定商品がオススメ。
【岡崎店限定】目玉商品は「スパイスクッキー缶」


岡崎店の限定商品として特に存在感が大きいのが、「スパイスクッキー缶」です。
数量限定の新商品で、人気デザイナー「killdisco」さん描き下ろしデザイン缶を採用したクッキーアソート缶。
ローズマリー、シナモン、ブラックペッパーなどを使ったスパイシーな仕上がりが特徴です。
| 価格(税込) | 2,538円 |
|---|
新商品「コッテベイク」は、松ぼっくりモチーフにした焼き菓子


もうひとつの注目商品が「コッテベイク」です。これは松ぼっくりをイメージしたフィナンシェです。
アーモンドをたっぷり使い、香ばしさとしっとり感を追求した、老若男女問わず愛される味わいに仕上げたとされています。SHIRUKOTTEの「KOTTE=松ぼっくり」というブランド由来を、そのまま造形と味に落とし込んだアイテムであり、世界観の見せ方が非常に上手い商品です。
「とーすと(みたいな)くっきー」


SHIRUKOTTEの商品群の面白さは、王道だけでなく“少しひねった焼き菓子”にもよく表れています。
その一つが「とーすと(みたいな)くっきー」。
食パンの厚みを選ぶような感覚で楽しめるクッキーで、商品そのものだけでなく、ネーミングや見せ方に軽やかなユーモアがあり、いかにも“お土産話になるお菓子”という感じがします。
厚みのある4枚、バランスの良い6枚、薄いタイプの8枚という3種類展開で販売されています。
通常のしるこサンドは販売していない


繰り返しになりますが、通常の「しるこサンド」を買う店ではありません。
しるこサンドの世界観を受け継いでいるブランドではあるものの、商品構成は別物です。
「おなじみのしるこサンドをまとめ買いしたい」という目的なら、スーパーや通信販売がおすすめです。
来店前に知っておきたい注意点 ※2026年4月現在
公式サイトでは当面のあいだ包装紙・熨斗・発送・テイクアウト対応を停止しているとの案内があります。
ギフト店として高いポテンシャルを持ちながら、この部分がオープン直後はまだフル稼働ではない可能性があるため、目的が明確な人ほど事前確認が大事です。特に贈答用途で「包装して持って行きたい」「発送したい」と考えている場合は、最新情報を見たうえで訪問した方がスムーズです。
【まとめ】SHIRUKOTTE岡崎店は、新店というより“岡崎の新定番候補”
SHIRUKOTTE岡崎店は、しるこサンドで知られる松永製菓が、長年のブランド資産を現代的な感性で再編集した注目店です。
岡崎で新しいカフェを探している人にも、上質な手土産を探している人にも、地元企業発の面白いブランドを応援したい人にも、この店はかなりおすすめです。
初訪問なら、まずはカフェでブランドの空気感を味わい、その後に物販で気になる商品を選ぶのが満足度の高い楽しみ方になりそうです。今後、季節商品や運用面がさらに整っていけば、岡崎の“行っておくべき新店”から、“気づけば何度も使っている定番店”へ変わっていく可能性は高いでしょう。
店舗情報
店名:SHIRUKOTTE 岡崎店
住所:愛知県岡崎市若松西2-11-7
営業時間:10:00〜18:00(カフェL.O.17:30)
定休日:水曜日
電話番号:0564-73-5011
アクセス:岡崎駅西口から車で約7分/バス「岡崎警察署東」下車徒歩4分/東名 岡崎ICから車で約25分
駐車場:21台(身障者優先含む)
席数:42席
公式サイト:松永製菓 SHIRUKOTTE
参考情報:包装紙・熨斗・発送・テイクアウト対応は当面休止の案内あり。


